20代で死ぬOLの哲学

20代で死ぬことにした普通のOLが時に明るく時に陰湿に日々の記録やひん曲がった哲学を残します。2019〜

嫌われる前に

 

 

昔から

 

自分で孤立するきらいがあった

 

 

それはきっと

あ、嫌われたわって少しでも思った時に

自分から離れてくようなものだった

 

 

嫌われる前に嫌ってしまえと

 

 

 

今も、何も変わらない

 

 

 

予定を断られた友人のことを

もういいやと思いかけている

 

 

自分以外きっともうすぐ結婚するであろう幼なじみ達との久々の会合に行くまいと思っている

 

 

いつまで経っても恋人のひとつも作らない26歳をきっと哀れんでるんだろう家族と、連絡をとりすらしなくなっている

 

 

 

そうやって、孤立しようとしている

 

 

いや

 

自分から孤立しようとしていると思っているだけで、本当はもうすでに孤立しているのかもしれない

 

 

嫌われる前に、ではなく

もう嫌われているのかもしれない

 

 

 

 

そしたらなんも差し支えのない行動だ

 

 

 

今日も変わらず2人がけのソファが2つもあるリビングでひとりぶんの手抜き飯をスッピンメガネで食べ、テレビを流しながらスマホで少女漫画を読んでいる

 

 

この生活がずっと続くんだろうか

 

 

いや、ずっとは続かない

 

あと36ヶ月

 

そしたら私は死んでしまうんだ

 

 

 

 

 

そう思えば明日も楽しく生きられる