20代で死ぬOLの哲学

20代で死ぬことにした普通のOLが時に明るく時に陰湿に日々の記録やひん曲がった哲学を残します。2019〜

空の果て、世界の向こう側

 

近しい人との永遠の別れ

私はそれを一度も経験したことがない。

 

そう思うと、大切な人たちは今のところ全員この世界にいることになり、死というものは彼らと住む世界を別にしてしまうことを意味する。

 

だから私は、死が時々怖くなる。

 

逆を言えばこの先、彼らがあちらの世界に行くのならば、私はそれに恐怖を抱かなくなるだろう。

 

心のどこかで、早く誰か…と、

そこまで思って、思考を閉じる。

 

なんて最低な考えだ。

 

心中というのは、こういう考えも少しは含まれている結果の行動なのかもしれない。

 

 

 

最近、家族関係がてんでだめだ。

 

そうなると、世界を渡りたくなる気持ちが一気に加速する。

 

 

私の寿命が訪れたとき、世界の向こう側に私の知る人が誰1人としていない場合、「先に行って待ってるね」という想いを抱くのだろう。

 

 

映画やドラマでよく見かけたその言葉の本当の意味を、ようやく理解することになるのだろう。